監理者として現場の状況を把握します。建設会社、工務店の現場監督と連携を図り、各工程施工に問題はないかを確認します。重要なことは検査などで問題点があった場合は書類にして、建設会社、クライアント側に提出することです。是正の連絡を受けたときも書類にして施工会社からの書類と共に保管することです。
土地地盤調査により地盤補強が必要になった場合、基礎配筋工事前に補強工事種類施工内容など確認。配置を最終確認後地盤補強工事に入ります。また、作業に伴う重機出入りのため道路、隣地などへ汚れなどがでる場合があります。工事中のトラブルがないよう近隣への配慮が必要となります。
基礎配筋の検査です。砕石の転圧状態を確認。防湿ビニールのつなぎが適切か、また破れたところはないかの確認。規定のビニールか確認。
スラブ配筋の太さを確認。
スラブ配筋のピッチを確認。この時配管工事など誤ってスラブ配筋切断部分がないかを確認しながらの検査を行います。
スラブ配筋の継ぎ手の重なり長さを確認。数箇所写真を撮りながらの作業をこなし、他の部分も目視により確認。
スラブ配筋かぶり厚さの確認。スペーサーをランダムに敷いた、かぶりの確保を確認。コンクリート打設前の重要な確認作業です。
外周部分ですが、立上りのかぶり厚さの確認作業です。
外周部かぶり厚さの確認。
立上り縦筋のピッチ、横筋のピッチも確認。
上端筋、中間筋、下端筋の横筋の継ぎ手状況、重なり状況を確認。上端筋などコーナーの補強繋ぎとして3本重なるケースがあります。この重なった部分にはコンクリートは廻らず分断状態となります。鉄筋が何本も重なっていると安心と思われるかもしれませんが、コンクリート強度を低下させる(施工不良)ものとなる可能性があります。
コーナー補強長さ確認。
上端筋、中間筋、下端筋の太さを確認します。
上端筋、中間筋、下端筋の太さを確認します。
上端筋、中間筋、下端筋の太さを確認します。
外周部立上り縦筋の定着、下端筋定着の確認。
内部立上り縦筋の定着の確認。
この縦筋は人通口の端部に施工されます。補強としてD13を使用。
基礎のコンクリートジャンカ、クラックの確認。コンクリートの打設に問題はないか確認します。
アンカーボルトの通り位置の確認。規定のかぶり厚さを確保した部分に施工されているか、全体を確認。
基礎の立上り幅を確認。天端の施工状況を確認。水平レベルなど。
基礎の立上り寸法の確認。
アンカーボルトのピッチの確認。柱との位置、土台継ぎ手位置、筋かいなどの耐力壁との関係でアンカーボルト位置が決まっているため図面と施工と十分な確認をします。
ホールダウン金物の位置、埋設状態を確認。図面と位置を確認します。